2015年7月13日月曜日

子ども版公民館だより制作中!

子ども版公民館だより夏休み号報告

本年度も子ども版公民館だよりの発行をします。

6月から編集会議、7月に入って2回の取材を
実施し、現在紙面の制作に入っています。
7月11日の取材先はキャナルシティ近くの
地下鉄工事現場から出土した博多遺跡群
取材でした。


その遺跡群の特徴は、約2000年前弥生時代から
現代までの出土品が見つかりました。

詳しくは、子ども版公民館だより
夏休み号とブログで報告していきます。

今回、担当の方のお話で大変印象に残った話は
「日本の中で博多は唯一、弥生時代から古墳時代、
奈良時代、平安時代鎌倉時代、室町時代、
江戸時代と、ずっと人が生活していた場所なんです。
一度も田舎になった事がなく、ずっと都会だったんです。」
この話は大変印象に残りました。

たとえば、平安時代が終わり鎌倉時代になった時、
平安の都から多くの人がいなくなり人口が減り、
静かな土地になりました。博多は弥生時代から
現代までずっと多くの人が住み、生活し、商売や
貿易をしていた町だったようです。

残念だったのは、都市化に必要な地下鉄と歴史を刻んだ
遺跡群を天秤にかけると、地下鉄が優先となるという
ことが残念でした。

この遺跡群は調査が終了すると、すべて壊して地下鉄
工事を始めるそうです。本当に残念です。